お腹がすいた
お腹がすいた。
だからと言って食欲に身を任せて食べてはいけない。「E判定」が下された健康診断の結果から数年、ようやく「B判定」まで戻ってこれた人間である。規則正しい食生活を心掛け、栄養バランスに少ない脳内メモリを割き、献立を考える栄養士のおばちゃんの顔を想像しながら食事
をしたばかりなのである。
「おい、ばあさんや。メシはまだか?」
「いやいやさっき食べたでしょう。いやぁねぇこのボケ老人は、●ね」
そんな会話がスムーズに脳内に響いてきそうな21時。こんばんわ。いかがお過ごしですか?私はお腹がすいております。
思い返せばお腹を満たすほど食べる事ができなくなったのはいつからだろうか―――
遡っても「お腹がすいた」という感情に邪魔されて、大事な部分を考える事ができないのだがとりあえずおカネが無いというのがまず前提にある。
世の中はなぜこんなにもおカネが無いと何もできないのか。
モノには価値があり、それへの対価としておカネを払う。ここまでの流れはわかる、ただそのおカネがなかなか手に入らないのと、モノの価値がアホほど高いというところを私は問題提起したい。
「あそこの個室居酒屋安いですから行きましょう」
「あの店は厳選素材を使っていておいしいんですよ」
「○○県のお酒が飲みたい」「飲み放題3000円コース」
なんて会話やらが街中から聞こえてくるが、それが私の耳に届いても私が選択するのは立ち飲みか公園で缶チューハイ飲みのコースだ。
かつて2ちゃんの有名なコピペで「白木屋」の話があったが、いままさに私がそう。オシャレな居酒屋はもとい、チェーン居酒屋ですら私は行かない。缶チューハイ片手に公園のベンチに腰掛けてこの世の不条理を吐き散らし、この世の不公平さを嘆きながら飲む酒は塩分が5%増しである。知人に誘われても「1,000円越えないようにしたい」なんて言葉をこぼすと、翌週からは文句なく誘われなくなっていく。ファック。
話がそれたが、それは日常にも関連してくる。
貧乏のくせに食欲は底なしで(といっても限度はあるがw)、食べて食べてと胃袋にモノをぶち込まないと満たされてくれない。回転すしでもホントは20皿くらいは気にせず食べていきたいのだが財布と相談すると400円でなくなく帰る日々。
「じゃあ自炊しましょう」
ということで自炊男子、いや自炊おじさんなのだけれども自分が食べたい分だけ食べていたらすぐに食材もなくなればその分おカネも無くなるので頑張って自制するとこうしてお腹がすいたすいた・・・ということになるのである。
だけどダメだーーー!
お腹がすいた状態で我慢しているとストレスが…ストレスが…がぁぁぁぁぁ、ぐぬぬぬぬぬぬぅぅぅぅぅぅいぃぃぃぃぃぃぃ!
「ガハハハ、あと1分だ・・・あと1分でオレは爆発する・・・」
という状態になってしまう。孫悟飯も「そ、そんな・・・」って呆けてどうしようもなくなってしまう。だから仕方ない、インスタント麺をゆでることにするよ。(その為に置いてあるw)
※当ブログは食欲と向きあったりしていくブログになる可能性がありますが、次回は「アングラヒップホップはこのアルバムがおススメ!」という記事をお送りする予定です。次回もまた見てくださいね!ジャンケン、ポン!